今回の京電を語るは、
第3世代(3G)の解説です。
第1世代、第2世代の記録が
ボヤっとしていて、
第3世代だけ
はっきりしている京電の歴史です。
第2世代、第1世代という風に、
さかのぼって、整理していこうと
思っています。
膨大な量になりそうなので、
今回は、第3世代(3G)だけにします。
第3世代といっても、
1期から5期までに分かれています。
変化があると期が進むようにしています。
・車両の総数と変動
(新造、廃車、改造、改番、転属など)
・冷房化率
・ダイヤ改正
・変化の詳細
※4項目を記しています。
特に第2世代から第3世代に
突入した時に大きな変化がありました。
①第3世代(3G)2020年8月22日から
・全車両数49両(冷房車30両)、
冷房化率62.5%
・冷房車12両の大量投入と
小型車11両の大量廃車。
・時刻の変更は無し、
無料の通勤特急4両運転は、
有料特急2両で運転に変更。
●3Gの詳細写真。
写真は、冷房改造された
2000系1次車4両と
京阪から中間車4両借り入れにより、
京電本線4両編成×2本の冷房車が登場。
写真は、冷房・高性能化改造された
1710系710番台711-712
710系から1710系710番台に形式変更。
写真は、1200系1211-1202を、
冷房・高性能化改造し、
1210系1211-1212に形式変更。
小型車11両廃車
501-502-602-652
601-681-631-651
写真は、今回の廃車の500・600系、
左から
601-681-631-651
501-502-602-652
1601-1252-1231-1251
702-701-1701-1711
写真は、廃車になった
初代特急車620系621-671
写真は、事業車451も廃車。
(脱線が多く、継続使用困難と判断。)
第3世代1期で一気に小型車11両
廃車になり、
冷房車を改造含め12両投入により、
大変動となりました。
それにより、第2世代から
第3世代に進むことにしました。
②第3世代2期(3-2G)2020年12月1日から
・全車両数53両(冷房車30両)、
冷房化率57.7%
・車両故障で緊急増備、
非冷房の720系4両新造で、
冷房化率ダウン。
・車両転属、本線➡支線に4両、
802-812、921-1201
●3-2Gの詳細写真
3-2Gから登場した720系4両。
③第3世代3期(3-3G)2021年3月27日から
・全車両数53両(冷房車30両)、
冷房化率57.7%
・800系4両廃車、N800系4両新造。
・時刻変更なし、通勤特急4両運転復活、
有料自由席車2両+自由席車2両
●3-3Gの詳細写真。
写真は、N800系、
旧800系の下回りを再利用して登場。
写真は、N800系に下回りを
譲って廃車の旧800系。
④第3世代4期(3-4G)2021年8月1日から
・全車両数55両(冷房車32両)、
冷房化率59.2%
・新形式、冷房特急車1800系2両新造。
・ダイヤ改正なしだが、通勤特急が、
有料自由席車2両のみで運転。
※自由席車2両は非冷房車なので運休。
・猛暑対策で運用べースで
100%冷房車で達成。
※しかし、予備車がなく、
車両不足時は列車運休も。
・車両転属、支線➡本線に4両、
1721-1731-1211-1212
●3-4Gの詳細写真
特急車の増備、新形式特急1800系2両。
夏の猛暑対策に貢献した。
➄第3世代5期(3-5G)2021年8月20日から
・全車両数59両(冷房車36両)、
冷房化率62.1%
・新形式、冷房通勤車2200系4両新造。
・ダイヤ改正なし、
冷房予備編成確保でダイヤに安定感。
●3-5G詳細写真
新形式冷房通勤車2200系4両登場により、
冷房予備車の確保、
京電本線の平日ダイヤの安定に貢献。
久しぶりの長文になりました。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
20210904記事作成0905追記。