架空の鉄道、京電です。
京鉄は、京電の旧社名です。
今回は、京鉄旧1700系、
現在の京電1520系登場物語です。
写真は、京電1520系に
改造前の京鉄旧1700系。
オリジナル電車を
どんどん製造している時期で、
京鉄1000系(現在の京電900系)、
京鉄1500系(現在の京電1500系)、
に続き、2扉特急車が
欲しいということで、
企画、製造されたのが、
京鉄旧1700系特急車でした。
京鉄1500系冷房3扉ロングシート車を
2扉クロスシート車にしたような設計。
カルダン駆動高性能車、
台車は、国鉄153系急行型に
採用されているDT24
空気ばね台車を採用、
乗り心地いい車両を
目指して設計されました。
床下機器も、GM模型、
阪急5300系仕様のものを装備。
万を期して、
製造したにもかかわらず、
再び、走行不調、脱線多発、
そして休車、
最後は、廃車扱いに…
馬鹿なんですね、京鉄の技術陣が!
3度も失敗しているのに改善しない、
いや、改善できない…
今から思うと、
技術の勉強不足、
新しいもの挑戦不足、
発想の転換不足など
失敗の歴史です。
(頑固な性格が災いになっています^^;
写真は、京電1700系特急車と京鉄旧1700系。
年月が経過し、色々な経験をし、
過去を振り返り、反省することで、
良い方向へ行けるよう
常に改善を考えないと
いけないですね^^;
京電の歴史も
人生の失敗の教訓が
含まれていることに
気が付きました^^;
長期間の廃車状態の後、
動力更新と台車交換をして、
京鉄旧1700系は、
京電1520系として
復活、再登場することに
なりました。
写真は、改造後の京電1520系。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
20191222記事作成。