京電は、架空の模型鉄道です。
写真は、特急色の1211-921と1201-1202。
今回は、京電1200系登場物語です。
登場設定時、1000系(今の900系)が
オリジナル車両ぽく見せるために、
ヘッダー削除と一段下降窓にしました。
それでも、旧性能つりかけ電車に
したのは、阪急1200系のイメージも
少し持っていたかもしれません。
(阪急1200系も旧型車の再利用で
製造されたアコモ改造車です。)
写真は阪急1200系、ウキペディアより。
現在、京電の1200系は6両。
1201cMc両運転台
1202cM
1211Mc特急色試験塗装。
1251Tc
1252Tc
1231oM
この1200系、他形式920系1600系などと
編成を組み、以下の編成で活躍中。
1202-1201
921-1211
1601-1252‐1231-1251
使い勝手がいい車両でもあります。
このノーヘッダー、一段下降窓の
デザインが気に入って、のちに
冷房車の1500系、1700系(現在1520系)が
製造されました。
写真は、前から1201-1202。
1200系で一番最初に製造されたのは、
両運転台の1201。
事業車用で準備していた両運転台の
車両でしたが、旅客車両の不足から
京鉄初の両運転台車両としてデビュー
しました。
(京鉄から現在は京電に社名変更。)
設定では、500系の方が古いですが、
製造された順番は、1201が先になります。
1202-1252の2両は、元々京鉄1500系
冷房高性能車の1501cM-1551Tcとしてデビュー、
しかし、その後の京鉄1521cM-1522Mc
(後に現在の1501-1511)が、
出来が良かったので、組み換えを実施、
1501-1551は、京阪クーラー撤去、
台車をDT24から日車D型に交換し、
釣りかけ駆動の旧性能化され、1200系に
組み込まれることになりました。
1231-1251は、あまりもの寄せ集めで
作られました。
何かを組み立てて廃車になったキットの
再利用で製造したために復旧車と
呼んでいた時もあります。
(戦災復旧車のイメージ。)
最後に最近登場した1211は、
今ある京電特急車の前に設計した、
1500系3扉特急、冷房、高性能車の
製造途中の物です。
その後、620系700系710系1700系と
順次、京電特急車が製造されたために
この計画は中止、その後10数年ぶりに
製造再開してデビュー、しかし、
高性能車ではなく、1200系の一員と
して、釣りかけ駆動の旧性能車両で
登場しました。
京電1200系は、全車6両いわくつきの
車両ということになります。
1202-1252-1231-1251の4両編成で、
最初、1200系統一で組成しましたが、
脱線多く不調だったので、1600系と
組む混結編成となりました。
はずされた1202は、1201と組んで、
京電支線の主として活躍中。
京電1200系の紹介記事↓
いろいろありすぎの京電1200系です。
実物の車両でここまでいろいろある
車両はないと思います。
いや、昔は、旧型国電には、
あったかもしれません。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。