今回の京電を語るは、
第1世代(1G)創業期を
振り返るでございます。
第1世代は、創業期、中期、末期の3期に
分けて解説していきたいと思います。
※第1世代中期がまとまっていません…
★2021年9月現在、第3世代5期まで
時代が進んでいます。
◎京電の創業設定
京都市地下鉄が宝ヶ池までの延伸
(実際は、国際会館前)により、
京福電鉄叡山線の経営危機に
なるのではということで、
路線を分割、
京阪は、将来計画で、
堅田までの延伸があり、
出町柳から八瀬遊園までは、
京阪が引き継ぎ、
宝ヶ池から鞍馬までは、
京電が引き継ぐことになりました。
京福から引き継いだ車両が無く、
京電が創業時に用意できた車両は、
小田急1600系をタイプにした、
京電500系両運転台の2両501、502
京電600系片運転台の4両
601-651、602-652
京電620系特急車2両621-671
の合計8両だけでした。
ダイヤも簡素なもので、
①普通宝ヶ池ー鞍馬温泉30分間隔2列車。
②普通宝ヶ池ー京電都市30分間隔1列車。
③特急宝ヶ池ー鞍馬温泉60分間隔1列車。
※①が基本ダイヤ、②は混雑時間帯に増発、
③は、観光時間帯に運転。
写真は600系601-651
写真は、620系特急車621-671
地下鉄が宝ヶ池まで延伸により、
京電沿線の宅地化が急速に進み、
乗客も急増し、輸送力増強に
追われるようになりました。
第1世代中期(1G)では、
車両新造が追い付かなくて、
他社からの借り入れで輸送力増強を
緊急で進めていくことになります。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
202109019記事作成。