京電は、架空の模型鉄道です。
写真は京電本線で活躍する車両たち、
左から、800系、1000系、1600系、500系。
今回は、京電の車両の中でも、一番古くて
ボロい車両、800系の物語です。
今から約35年以上前に作りました。
当時は、京阪の模型が、エンドウ3000系と
5000系しか発売されていなくて、
横に並べる旧型電車が欲しくて、
京阪1300系のイメージで制作しました。
当時、18m級の私鉄の旧型車両の
模型といえば、グリーンマックスの
東急3700系キットしかなく、
これを京阪1300系タイプとして、
Mc、Mo、To、Mcの3M1Tの編成で
作成し、中間車は、運転台撤去にしました。
当時、京阪の色は、マッハ―模型の
金属用の物しかなく、それをプラカラーで
薄めて、筆塗りで作成しました。
ラッカーが強く、プラスチックを
溶かすような感じの塗装仕上げに
なりました。(表面ザラザラ)
完成当時から、ボロい車両の
感じが出ていました(^^;
その後、エンドウの京阪3000系、
5000系ばかり買っていたので、
そこその数になり、京阪とは、
別の架空の模型鉄道を作ろう
という機運になりました。
京阪系の架空の模型鉄道ってことで、
車体の塗装をどうするのか?
いろいろ悩みました。
昔から好きだった、東武1700系の
塗装が白帯だったので、
京阪の塗装に白帯巻いたらどうなる?
ということで、
初めて京阪塗装+白帯で登場したのが、
この京鉄800系でした。
(以前は、京鉄で現在、社名変更で
京電になっています。)
京阪1300系としていたものを、
京鉄800系にしたのですが、なぜ、
最初の車両が800系なのか?
実物で神戸電鉄800系や阪急800系の
釣りかけ電車のイメージがあり、
京鉄最初の釣りかけ電車は、
800系にしようと決めました。
京阪塗装+白帯がよく似合い、
お気に入りとなりました。
その後、エンドウの京阪3000系と
5000系にも白帯入りにして、
京鉄3000系と京鉄5000系と
して登場しています。
(現在の京電では、時代がさかのぼり、
登場していないことになっています。)
京阪1300系タイプとして8両制作したの
ですが、6両が京鉄800系、2両が京鉄700系と
して、改造して登場しました。
(700系2両は、友人に譲渡され現存しません。)
現在も、京電800系として、6両が現存活躍中です。
編成は、京電本線用の4両編成、
801-881-831-811
京電支線用2両編成、802-812。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
20190603記事作成。